Switch 2用ソフト「高すぎる」 米国で続く反発、関税も追い打ちに?
任天堂に関する論争はもちろん過去にも起きてきたが、同社が「ゲーム機戦争」や「文化戦争」の類に巻き込まれることはここ数年なかった。
任天堂はよほどのことがない限り、ファンの怒りを呼ぶことはない。今回のような事態が最後にいつ起きたのか、思い出せないほどだ。
任天堂は4日、トランプ政権が各国に課した関税や、市場の先行きが不透明であることを理由に米国でのSwitch 2の予約開始を延期すると発表したが、同社はそれ以前にも、2日のSwitch 2発表会直後から価格設定に関する「危機」に見舞われていた。
ただし、主な焦点となっているのは、本体価格ではない。確かに、米国での価格450ドル(為替レートに基づく換算で約6万5500円)という本体価格はPlayStation 5よりも50ドル、初代Switchよりも150ドル、そして多くの人が予想していた価格である400ドルよりも50ドル高い。
Switchがあれほど売れた理由の一つは、本体が比較的安価だったことにある。だがSwitch 2の価格は、競合を上回ってはいないものの、ほぼ同じ価格帯に並んだ。
批判を集めているのは、Switch 2で最大の人気作となる可能性が高い『マリオカート ワールド』の価格が80ドル(約1万1600円)と、業界標準の70ドル(約1万円)よりも10ドル高く設定されたことだ。この70ドルという基準は、つい数年前の現世代ゲーム機発売時に確立されたばかりだった。
『マリオカート ワールド』は、米国以外ではデジタル版が80ユーロ(約1万2900円)、パッケージ版が90ユーロ(約1万4500円)と、業界標準から20ドル相当の値上げになった地域もある。米国ではパッケージ版もここまで高くはならないようではあるが、新たな関税が発表された今となっては、今後どうなるかはわからない。
価格をめぐる懸念は、各所から出ている。SNSで一般ユーザーからの不満が噴出していることはもちろん、著名な業界関係者でさえもが、この価格設定はかなり購買意欲をそぐものだと指摘している。
さらに、任天堂が実施したライブ配信「Nintendo Treehouse」では、「値下げしろ」という視聴者からのメッセージがチャット欄にノンストップで投稿された。
任天堂は特定のソフトの価格を他より高く設定するという実験をしているように思える
任天堂の元広報担当者であるキット・エリスとクリスタ・ヤンも、価格に対する反発は任天堂にとって「危機的な瞬間」だと語っている。任天堂がこうした状況に置かれることはめったにない。
これは、奇妙な状況だ。というのも、任天堂は特定のソフトの価格を他より高く設定するという実験をしているように思えるのだ。
その対象に選んだのは、おそらくSwitch 2で最も売れるソフトになる『マリオカート』新作だった(初代Switchでも『マリオカート8 デラックス』が最も売れたタイトルとなった)。これに対し、例えば『ドンキーコング』新作の価格は70ドルに設定されている。
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情報が雑誌しかない当時は買うのに勇気がいったんだわ
受け入れろ
9980円
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