しかも、女性の場合は、「自分より収入の高い男を選ぶ」という上方婚志向があり、2022年の就業構造基本調査から、結婚してまだ子のいない20代夫婦のそれぞれの年収構造を分析すると、女性の上方婚7割、同額婚2割、女性の下方婚(女性の方が男性より年収が高い)はわずか1割です。
逆にいえば、男性の場合経済力を高めれば結婚への道も開けるともいえるわけですが、ここもまた険しいものになっています。女性の大学進学率の上昇や社会進出によって、女性の稼ぐ力もあがっていますが、女性が自分より高年収の男性と結婚したいという前提になると、女性の年収があがればあがるほど、皮肉なことに結婚のハードルが高くなるからです。
事実、つい10年ほど前くらいまでは、20代で結婚に至る男性の経済力最低条件は年収300万円と言われ、実際300万円台で多くが結婚していました。30代でも400万円台です。しかし、2014~2015年あたりを契機に、一気にこの「男の結婚可能個人年収」のインフレが起きており、20代で300万円台では見向きもされないという状況に陥っています。
さらに「男の結婚可能個人年収」だけではなく、結婚して子育てするための夫婦の「子育て可能世帯年収」も同時期にあわせて上昇しました。
国民生活基礎調査より、2003年、2013年、2023年と10年間隔で、20~30代世帯主を対象として、児童のいる世帯の年収別世帯数を見れば一目瞭然です。2003~2013年にかけてほぼその分布は変わっていませんが、2013~2023年にかけて、中間層年収帯の世帯数だけが激減しています。全体の世帯数も2013年からの10年間で半減しています。
対して、世帯年収900万円以上ではこの20年間ほぼ変わっていません。婚姻減といわれている中でも、経済強者は関係なく結婚し、子どもを産んでいるということになります。
それぞれの中央値を比較してみましょう。2003年の児童のいる世帯の中央値は498万円ですが、独身も含む20~30代の総世帯の中央値は446万円でしたので、それほど全体と乖離しているわけではありませんでした。2013年は児童のいる世帯516万円(総世帯461万円)、とあがっていますが10年間で3.6%増程度に過ぎません。総世帯との差も2003年と大きく違いません。
しかし、2023年となると、児童のいる世帯で591万円(総世帯461万円)とはねあがり、2013年対比で15%増です。
20~30代若者の年収が全体的に上昇したのではありません。2013年と2023年の総世帯の中央値はまったくあがっていません。要するに、2003~2013年400万円台から500万円強の世帯年収で子育てできていた20~30代が、2023年にはとてもその年収ではできなくなり、結果としてこの中間層の結婚が減った。それにより、子を持てる世帯の中央値があがってしまっただけです。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a86f4a31be1612fe68061b2f9e9e14f5286757a
最多層って、300万円台だろ。
これで200万円のクルマを買って、高いガソリンで子供を乗せてイオンモールに行かなきゃいけないの、大変だわ。
それは賃上げだよ 分断搾取バラマキで票田集める自民党施策は飽き飽き
それはいいと思うが
だったら将来の天皇が無理やり国立に割り込んできたらあかんやろ
子持つなんてギャンブラーだろ
犬や猫と同じできらいなら育てるとか無理だよ
自分甲斐性ないから結婚と子どもなんて無理と思ってた
いい物件拾えたから田舎に越して、たまたま死にかけてた猫拾って育ててたら子育てならできたかもなーって思ってる
女のわがままとヒスにはつきあってらんないけど
猫感覚で子育て考えてるようなクズが子供を持たなくて
本当によかったと思う
既婚者となり独身者に対してマウントをとることが可能になる、くらいかな?
うーむ、その理由なら結婚しなくていいな!
人生消化試合の老人ばっかりだもん